【ネタバレあり】がっこうぐらし!感想
「がっこうぐらし!」を観てきた。
アンケートの結果を全部無視してがっこうぐらし!を観てきた。
実写版の方だ。原作じゃない。アニメじゃない。アニメじゃない。ホントのこーとさ。
嘘をついた。がっこうぐらし!はホントのことではない。フィクションだ。
感想をブログにしたためていこう。そういう気持ちだ。ネタバレもあるので注意してほしい。
さて「がっこうぐらし!」だが、おれは原作もアニメも未履修だ。最低限の知識しかない。
だが原作やアニメは“初見殺し”で名高く、アニメ知識に疎い人に「学校で暮らすほのぼの日常アニメだよ!」と勧めて恐怖のズンドコにたたき落とすのが一般的なこの作品の楽しみ方だというのは聞き及んでいる。
だが映画となってはそういうわけにもイカの塩辛。映画というのは大抵広告だとかPVだとかで「おもしろそうだな〜」と思ったら見に行くのが多いだろう。そしてPVや広告を見てしまったが最後、どう考えても日常系じゃない内容が襲ってくる。
どう?PV。おれはPVみてないんでほんとに日常系じゃないPVなのか全然わからないんだけど、多分日常系っぽくない感じだと思う。
あとは原作知ってる人。原作知ってる人は言わずもがな。
兎も角も「ゾンビものである」というのを留意して観る作品だと思う。
ただ、知ってても序盤のマジマジに平和なシーンから急に一人で喋ってるシーンに移る時には来るものがある。おれも鳥肌が立ったし。序盤のシーンがマジでみんな幸せそうだった分、急にドーンとくるのは普通にビビる。
「えっ!?あっ!そうだ!青春ものじゃない!ゾンビ映画だ!」
キャラの見た目などは、原作をよく知らないのもあるとは思うがあまり気にならない。
髪色なども変に染めず黒髪で、漫画の実写化にありがちな「お前髪色もアニメに寄せたらコスプレっぽくなるやんけ」が起こらなかったのは嬉しみポイント。服装も原作を変に再現せずにセーラー服だったから自然だったし。
その上で髪型だけ見ても全員の見分けがつくのが大変よかった。わかりやすかったのだが、キャラ名を覚えてないので「どの髪型が誰」みたいな話はできない。ごめん。
なんか目安とかなくだらだら文書いてると区切りがわかんなくて困るな。ここから目安つけて書きます。
・登場人物が覚えやすい!
メインの登場人物が生徒四人と教師。合わせて五人。少ない上にさっきも書いたように髪型で覚えやすい。
おれは学園もののドラマとかをみると「あれ?この人なんの人だっけ?」となる。学園ものは登場人物が多いから。同じ髪型の人がたくさん出てくるから。
その点この映画は主要登場人物が五人!その他はそもそも人が全然出てこない!出てくる登場人物も見分けがつく!
おれみたいに頭が悪い奴が観てもわかりやすい映画なのが嬉しかった。登場人物が少ないのは原作からそうなんだけどね。
・ゾンビの怖さがほどよい!
ぶっちゃけ怖くない。動きも遅いし走らないからがんばれば逃げれそうだし。
動くもの、音のでるもの、人間を見つけたら向かってくる。気付かれる前にピンポン玉でも投げれば気をそらせる。
あとたくさん殴れば動かなくなる。
ただ力が強い。集団を相手にするシーンは緊迫する。
それに大した知能がある訳でもないが、ものを手に取ったり、それを軽くいじるくらいはできる。映画の終盤にゾンビがチャッカマンをカチカチするシーンがあり、非常に危ない。結果として学校メチャメチャ火事になったし。
・クライマックスが熱い!
文字通り。さっき書いた通り、学校が火事になってメチャメチャたいへん!
学校が燃える!煙を吸うとキツい!熱い!ゾンビも燃えてる!バリケードは破れる!ゾンビ多い!バリケード破れたから来るゾンビが多い!!!!めぐ姉死んでたんですか!?!?!?!?
嘘ついた。めぐ姉が死んでたのは知ってた。最初に書いた「最低限の知識」の中になんでか知らないけどクソバカみたいにデカいネタバレが入ってた。
とりあえず山場がてんこ盛りだったので山場の次もまた山場、終盤はハラハラドキドキ弥生土器な展開だった。
・実際にゾンビが出た時にどうすればいいかわかりやすい!
わかりやすかった。本作のゾンビはさっきも書いた通り「動くもの、音のでるもの、人間に向かうゾンビ」なので、近所に響く音を鳴らせば近辺のゾンビを一箇所に寄せれる。
映画のクライマックスでは、意図しないところだったとはいえ学校に火災を発生させることで火災報知器を鳴らし、その音で学校に寄ってきた近所のゾンビが全て火災の炎で燃やされ片付いていた。
みんなもゾンビパンデミックになったら近くで生存者がいない大きめな建物に火を放とう。
まとめ
さて、映画がっこうぐらし!の良さみポイントはだいたい伝わっただろう。と言ってもネタバレありの記事読んでる奴とか映画観た人と映画観ない人しかいないでしょ。観るのにネタバレOKだからって記事読んだ人は楽しんでね。
おれは「映画の感想記事はだいたいこう書いたらまとまりやすいな」というのがわかった。次回の記事からは小見出しをつけて記事を書こうと思う。まとまりが良い。
映画は面白かった。Twitterで話題になってたキャベツの件も大丈夫だったし。
おすすめです。