カワウソおきば

カワウソのものおき。

【ネタバレあり】シュガオン感想

新作ディズニー映画のシュガーラッシュオンラインみてきました。

ネタバレそこそこありで一番泣いたかもしれないシーンの話します。

 

シュガーラッシュオンラインは映画シュガーラッシュの続編。

おれは今までシュガーラッシュを見てこなかったのでこの機会にTSUTAYAで借りて見ました。面白かった〜。

シュガーラッシュ見たことない人はこれ機会に見るといいよ。オススメします。ベガとかザンギエフとかも出るしね。

 

さてオンラインの話です。

今回は無印シュガーラッシュよりもゲストもりもり。ストームトルーパーもベイマックスも出る。

ディズニープリンセスが山ほどでてきたときはおったまげたね。

今回はここの話。今回おれが一番泣いたのはもしかしたらディズニープリンセスがもりもりマウンテンだったシーンかもしれない。

 

「あなたプリンセス?」

「魔法の髪は?」「ない」

「魔法の手は?」「ない」

「毒林檎は?」「ない」

拉致監禁は?」「ない!大丈夫?」

「じゃあ、ヒーローに救われたって思われてる?」

「そう!」

「じゃあプリンセスよ!」

 

みたいなシーンがあったんですよ。あとあれ。

 

「なんで急に歌い出すの?しかもスポットライト当たってなかった?」

「プリンセスはそうなるのよ」

「自分のきもちを歌にするとなるのよ!」

 

みたいなシーン。

このシーンメチャメチャ泣いたんですよ。感動とかじゃなくてメチャメチャ悲しかったんです。

「なんで悲しかったの?」って話でしょ?わかる。説明します。

 

まずおれの話をするんですが、おれってディズニープリンセスなんですよ。

戻るんじゃない、戻るを押すんじゃあない。いや押してもいいけど。

せっかくだから話を聞いてくれ。

おれはなんとなく不安定になったときに「おれはディズニープリンセスなんだ」って思うことでやり過ごしてたことがちょこちょこあったんだ。

そう、ディズニープリンセス。わかるか?自分をディズニープリンセスだと思い込むことが人生においてどれほどのアドバンテージなのかわかるか?

ディズニープリンセスは最強なんだ。ちょっと可哀想な目にあうこともあるけど最終的には幸せになる。今は辛くても最終的に幸せになれる!そう思える。だいぶデカいアドやぞ。

 

ところがおれはどうだ!おれは魔法の髪魔法の手毒林檎拉致監禁はもちろんなし!もちろんヒーローに救われたなんて思われてない!!

おれの気持ちはミュージカルにならない!おれが気持ちを歌い出してもスポットライトは当たらない!!!!!

ウッ…………!!!!!

ウオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

 

おれは………

 

 

………

 

 

………おれは、

 

 

…………ディズニープリンセスじゃ、なかった……………?

 

 

そういう感じでマジマジの泣きが出てしまった。ストーリーもよくて泣いたけどここが一番泣いたと思う。

今まで自分はディズニープリンセスだと信じ込んできたのにそこを否定されるとは思わなかった。

このシーンは本当ならヴァネロペがディズニープリンセスであることを認められるいいシーンだったが、おれにとっては逆に「アンタはディズニープリンセスじゃないよ」って言われたような気持ちになった。

これは完全におれの問題なのでディズニーは悪くない。

当たり前だ。「自分をディズニープリンセスだと思い込んでる野郎」のことまで考えるほどディズニーは暇じゃない。

お疲れ様。おれはディズニープリンセスじゃない。

 

ともかく、今回のシュガーラッシュオンラインにて「ディズニープリンセスであるために一番必要な定義」が明確にされた。

・ヒーローに救われたと皆に思われる

というのがディズニープリンセスであるために必要な事項。

ミュージカルなら自分で作ればいい。スポットライトは自分で点ければいい。一番壁になるのはこの「ヒーローに救われたと皆に思われる」。

救われるだけではいけない。皆にそれを知らしめなきゃいけない。

「ヒーローに助けてもらう」「その話がバズる」二つの壁だ。

 

まず一つ目から解決していこう。

ヒーローの方、救ってください。お待ちしてます。

 

 

《続く》